都会から田舎へ引越し!その後はどのような面で生活が変わる?

元々都会暮らしをされていた人が田舎暮らしをスタートさせると、どのような変化があるのか、そのことをわかりやすくまとめてみました。

まず、田舎暮らしをスタートさせると、生きている実感を得られるようになります。というのも、田舎のほとんどは電柱が多く設置されていないので、夜になるととても暗くなるからです。

都会暮らしをされている場合も、このような昼夜の変化を捉えることは可能ですが、遠景ではビルのライトが反射して眩しく、また、1日中で交通量が安定しているなど、都会暮らしならではの生活が変化することはありません。これは田舎暮らしであっても同じなのですが、田舎は本当にのどかなので、ノスタルジックという言葉の良さを多く理解できるようになります。

その他の変化では、時間の流れをあまり意識しない、このような生活を送れるようになります。田舎暮らしがスタートするようになってから、朝の6時に起床して、8時に出勤というケースが増えていき、都会暮らしのように、細かい時間を気にすることが減っていくのです。

都会暮らしの場合、出勤のために自動車よりもバス、電車を使用する人が多く、常に混雑していることが多いため、時間を意識して生活する人が自然と増えていきます。しかし田舎暮らしであれば、どのような時間であっても音は静か、そして道が空いている状態で出勤できるのです。

しかも、田舎の会社のほとんどは、勤務されている人ものんびりとしていることが多いです。都会から田舎に移住すると、会話などのコミュニケーション、そして勤務に対する捉え方に大きなギャップがあり、こちらについて戸惑ってしまう人もおられるほど、田舎暮らしには独特な趣があります。

その他の変化では、田舎暮らしをスタートするようになってから、目が痛くなくなったという変化があります。都会は多くの車が行き交っているので、かなり空気が汚れていると言われていますし、工場からの排煙を意識して生活しないといけない地域もあります。

しかし田舎では、都会のような交通量、排煙量の問題がありません。このように田舎暮らしに大きなメリットがあるのですが、移動にかかる時間は、都会暮らしのほうが優秀だと思ったほうが良いでしょう。

都会暮らしの場合、出勤のための移動時間が20分前後で済むことが多く、田舎の場合は車で移動した場合であっても、30~60分間も時間がかかるのです。また、天候の変化によって移動そのものが規制されやすい道路もあります。

このような変化があるので、都会暮らしよりも田舎暮らしのほうが圧倒的に優れているとは言えないのです。もし、真面目に田舎暮らしについて考えているのであれば、本当に自分は田舎暮らしに合っているのか、こちらを煮詰めたほうが、より良い結果を招くことができるでしょう。

また、個人的にどう対処して良いかわからない場合は、自治体からアドバイスを受けると良いです。自治体の中には、移住に関する相談に対応しているところが増えてきました。