田舎暮らしの物件選び!どこを選んでも同じというわけではない!?

田舎暮らしで重要となる、中古物件の選び方をまとめました。

中古物件というと、田舎暮らしの場合は妥協しないといけない、このように考えている人が多いのですが、だからといって外観に対するチェックが甘い場合、田舎暮らしそのものが辛くなることもあるので注意してください。外観のチェックポイントその1は基礎部です。

あまり聞き慣れないチェックポイントかもしれませんが、基礎部とは、建物の基礎となる土台などに対して、ひび割れ、腐れがないかをチェックするというものです。外観のチェックポイントなので、田舎暮らしで良く見かける中古物件であれば、初心者であってもチェックするのは容易でしょう。

なぜひび割れをチェックするのかというと、田舎暮らしで注意しないといけないことは、中古物件そのものの強度がしっかりしているか、こちらをチェックすることだからです。ひび割れが大きい場合、簡単にリフォーム工事することもできません。

リフォーム工事について知らない人の場合、表面だけのひび割れなんて放っておいても問題無い、このように考えてしまう人もいます。ですが、ひび割れはすぐに大きくなることもありますし、過去にリフォーム工事を行っているにも関わらず、ひび割れが大きくなっていることもあるのです。

また、基礎部のチェックが甘い場合は、その後に不同沈下の恐れが出てきますので、家そのものに大きなダメージが出てしまうこともあります。つまり、田舎暮らしの中古物件選びというのは、安全に長く住めるかどうかが重要となってきます。

さらに、外壁もチェックポイントとして認識したほうが良いでしょう。こちらは壁材をチェックすることが重要となり、剥離などが目立つ場合は、なんの補修もされていないことを理解したほうが良いです。

つまり、中古物件としての価値が低く、高い値段で売られている場合は、業者そのものが信用できないと認識したほうが安全なのです。もし外壁を触っても良いと言われた場合は、外壁をトントンと叩いてみるのも良いでしょう。

すでに外壁が酷く傷んでいる場合、ミシッという音が発生したり、軽く揺れているような感覚を指先で得ることができます。このような家屋では、浸水被害などが発生しやすい家となるので、水漏れの危険性、そしてメンテナンスにかかる費用を考慮すると、あまりオススメの中古物件とはならないのです。

そして、最後に屋根もチェックポイントの1つとして確認すると良いでしょう。

田舎暮らしの中古物件選びでは重要となることもあるのですが、その理由は、瓦が使用されているのか、瓦以外が使用されているのかをチェックしたほうが良いからです。瓦が使用されている場合は、古いもの、新しいものが設置されていないかをチェックしましょう。

古いものが多く残っている場合、あまり手入れされなかった家なのかもしれません。瓦の修理、交換には多大な費用がかかりますので、必ず屋根もチェックしたほうが良いです。

その他のチェックポイントでは、スレート、鉄板などに損傷が見られないか、ズレ、へこみがないかもチェックしたほうが良いです。