田舎暮らしに向いていない人ですが、以下の条件を多く満たしている人は、田舎暮らしに向いていない人と判別することが可能です。
まず、友達が多くいる人は田舎暮らしに向いていない人です。田舎暮らしをスタートしてから友達が増えたというケースではなく、田舎暮らしをスタートする前から友達が多いケースが該当します。
人付き合いが上手であったり、もしくは人望がある人ほど、田舎暮らしをスタートしてから損をしたと感じることが多いのです。というのも、田舎暮らしをスタートしてからは人付き合いが減ってしまいますし、そのことがキッカケになって田舎暮らしをやめる人もいるからです。
ホームシックに近い症状なのですが、人というのは、どのような環境であっても楽しく生きていけるわけではありません。現状に満足されている人の場合、なにかしらの理由があって現状に満足できる生活を続けているのです。
なので、軽い気持ちで田舎暮らしをスタートする人ほど、実は田舎暮らしに向いていない人となるのです。この条件を主に満たす人は、若者よりも高齢者に多いとされています。
高齢者の場合、生活環境の変化に耐えられないという人もいますし、新しい環境の人たちと上手く付き合うことができない、このような問題に直面してしまう人もいるのです。なので、すでに友達が多い状況なのであれば、あまり田舎暮らしの利便性を大げさに捉えないほうが良いでしょう。
次に、社交的でコミュニケーション能力も要求される職業に就いている人も、実は田舎暮らしに向いていない人です。田舎暮らしに合っている人というのは、どちらかというと孤独に慣れている人が多く、大勢の人に囲まれて生活している人では、多くの矛盾を抱え込むことになるのです。
例えば、いきなりコミュニケーションが減ってしまうと、自分の存在意義について考えることが多くなり、コミュニケーションを過度に求める人もいます。しかし田舎では、コミュニケーションがまったく無くなる危険性もあるので、今まで社交的な人生を送ってきたのであれば、それほど田舎暮らしに適正がある人物ではないかもしれません。
そして、趣味がない人も田舎暮らしに向いていない人に該当します。趣味というのは、どのような趣味であっても構いません。
どうして趣味が大事なのかというと、前述した孤独に慣れている人になれないからです。孤独というのは寂しいことばかりではなく、今では、インターネット上で人とつながっているだけで満足する人も増えていますし、このような生き方を新しい人生観と位置付けている人も増えているのです。
まるで田舎暮らしそのもののような考えですが、都会暮らし、田舎暮らしに関係なく、このような考えを持つ人が増えています。そのため、昔に比べて人付き合いをする人が減っているので、田舎暮らしを始める場合は、余計に自分だけ、もしくは自分と考えが合う者同士で付き合う、このようなステータスを学んでいないといけません。