田舎暮らしの基礎知識!知らないと損をすることにはどんなものが?

借金があったけど、借金減額シミュレーターを使ったら借金が減らせることがわかり、晴れて借金減額から完済!これを機に田舎暮らししたいとなりました。

田舎暮らしには憧ればかりかもしれませんが、以下について知らないまま移住されてしまうと、田舎暮らしで損をすることが多くなるでしょう。

まず、田舎暮らしはなにもかも安いというのは昔の話です。今では、田舎暮らしであっても毎月の生活費が7万円以上かかるようになっているため、特定の地域以外は安くないと思っておいたほうが良いでしょう。

どうして昔の田舎暮らしは、あまりお金がかからなかったのかというと、それは空き家、中古物件が多く販売されていたからです。しかし今では、田舎暮らしそのものが1つのビジネスとして成立しているため、住みやすい住居を作る目的で、前述の物件がリノベーションされるケースが増えているのです。

リノベーションは、リフォーム工事のように工事費が加算されるようになっているため、例え中古物件であったとしても、昔のような価格設定ではいられないのです。なので、田舎暮らしをスタートしたい場合、本当に安く生活できるのか、こちらも調べておいたほうが良いでしょう。

それと、田舎暮らしで少しでも得をしたいのであれば、補助金制度がどのようになっているのか、こちらも調べておいたほうが良いです。その理由ですが、補助金制度が有効になるだけで、生活費の4分の1程度が楽になることもあるからです。

土地によっては、あまりにも人が住んでいないので田舎への移住を歓迎しているケースもあり、このようなケースでは補助金制度が適用されるのです。これは家を購入する際に補助金を受け取れる、子どもが生まれるたびに補助金を受け取れるといった、様々な補助金があるため、家族構成によっては、それほど恩恵を受けられないケースもあります。

それと、今では田舎暮らしを始めたとしても、農業を営むことができるかどうかは不透明です。昔とは違い、今では安い土地を再利用している人が増えていますし、このような土地を購入している人の中には、大企業なども含まれるようになってきました。

つまり、田舎の土地は安いという神話は、今ではほとんど適用される土地が無い状況となっているのです。施設の開発に使用されている土地も増えていますし、新しい農業を根付かせる目的で、土地を買い漁っている企業も存在するので、田舎暮らしをスタートすると農業がセットで付いてくるというのは、今では減りつつある現実となっています。

また、土地そのものの価値が安いので、農作物を安く得られるというのも、今ではあまり適用されなくなってきました。というのも、スーパーの位置関係を確認するとわかるのですが、田舎暮らしの場合は、時間にして40~60分ほどかけてスーパーまで移動することがあります。

これでは野菜の価格が安かったとしても、移動にかかる燃料費でプラスマイナスゼロとなります。田舎暮らしについて良く調べないでいると、田舎に移住した後になって、このような問題を抱えるようになるので、事前に知っておいたほうが良い情報と言えるでしょう。